新入社員として入社した中堅・若手社員3名が集い、当社を選んだ理由や仕事のやりがい、社内の雰囲気など、様々な目線から松谷化学について本音で語り合いました。

01. 現在の仕事について教えてください。

◆ R.I. さん：

　入社7年目までは品質保証部で糖化製品の品質検査や工場監査に携わっていました。その後糖化製造部に異動し、製品の生産計画などを担当しています。他にも部内での仕事とは別に、全社で使用する基幹システムの更新・導入プロジェクトに参加しており、製造部門としての意見をまとめながら提案などを行っています。

◆ M.O. さん：

　私は、輸出に使用する船舶のブッキングや貨物商用書類の作成など、主に貿易関連業務を担当しています。韓国や中国、アメリカ、タイなどの海外拠点のメンバーとメールなどでコミュニケーションを取る機会もあります。日本語が堪能なメンバーが在籍している韓国・中国の拠点とは日本語でやりとりしますが、他の拠点とのコミュニケーションは英語を使っています。

◆ Y.K. さん：

　研究第二部では、パン・麺・飲料などの食分野ごとに担当者がいて、私は揚げ物を担当しています。唐揚げなどに利用する加工でん粉の効果や新しいでん粉素材を研究し、お客様の悩みを一緒に解決していくことがメインの仕事になります。営業部の方と一緒に冷凍食品や惣菜メーカーを訪問して、でん粉を使った試食品の提案などもしています。

───学生時代はどんなことを学んでいましたか？

◆ M.O. さん：

　日本語教育や海外文化について学んでいました。当時は英語よりも中国語に力を入れて勉強していたので、今仕事で必要な英語は、会社の資格取得奨励制度を使いながら、勉強を進めているところです！

◆ R.I. さん：

　中国語に英語にすごいですね！私はバイオサイエンスに特化した分野に興味があって、工業用途でバイオマスを活用するバイオエタノールの製造方法を研究していました。

◆ Y.K. さん：

　私はまたお二人と異なって、食品の機能性や製造技術などを学びながら、生活習慣病の予防とそのメカニズムの解明について研究していました。本当に三人とも分野が全然違いますね！（笑）でも同じ松谷化学を目指したきっかけが気になります。

02. 松谷化学を選んだ決め手とは？

◆ R.I. さん：

　ものづくりが好きで、将来性や安定感がある食品や素材メーカーを中心に就活をしていました。当社を選んだ理由は、私の出身地である香川県にも当社の工場があったことや、面接での印象が良かったことが大きいです。採用面接にありがちな圧迫な雰囲気もなく、「お互いの将来のイメージを擦り合わせましょう」という柔らかい雰囲気の中で、自分自身のことを素直に話すことができましたね。皆さんはどうでしたか？

◆ Y.K. さん：

　私は食で人に貢献したいと思い食品メーカーの研究開発を志望していました。その中でも当社は基礎研究と新規素材開発どちらにも力を入れていて、多くの食品メーカーにでん粉を販売していることを知って、とても魅力に感じました。最終的な決め手は、私も面接の中で自分自身をしっかりみてくれていると感じて、この会社なら長く働けると思ったからです。

◆ M.O. さん：

　私はお二人のように大学で食について学ぶ機会はなかったのですが、もともとお菓子作りが趣味だったので、お菓子の味や食感を変える食品素材に興味を持っていました。他にも外国文化に関わる仕事に就きたいと考えていたので、この2つの軸をきっかけに当社にエントリーしました。面接は本当に印象に残っていて「審査されている」といった印象ではなく、会話ベースの和やかな雰囲気の中で自分自身の言葉で伝えることができました。

───入社前と入社後でのギャップはありましたか？

◆ M.O. さん：

　学生の頃は「社会人って大変なのかな」「仕事ってしんどいのかな」と不安を感じることもありましたが、当社に限っては「楽しそうに働いている社員が多いな」と思います。もちろん、皆さん真剣に仕事をされているのですが、趣味や会社のサークル活動などバランスよく両立している方が多く、ポジティブな意味でのギャップを感じました。

◆ Y.K. さん：

　たしかに私も入社前は会社というものはあくまで利益を求めるための組織で、ビジネス上の関係が多いと思っていましたが、入社したら皆さんすごくフレンドリーで驚きました（笑）社員寮に住んでいることもあって、たくさんの先輩や後輩と話す機会があるので、考えていたよりも素の自分でいることができています。

◆ R.I. さん：

　私は入社前に考えていた以上に、自分たちの製品が「どう使われているか」イメージすることが難しいと感じたことはあります。加工でん粉は白い粉末で、糖化製品は水飴のような液状だったりするので、最初のうちはなかなかイメージが湧かなかったというのが正直なところです（笑）もちろん、入社から8年経った今ではしっかり理解し、イメージを持って働けるようになりました！

03. BtoB素材メーカーならではの面白さを感じる瞬間はありますか？

───BtoB素材メーカーならではの面白さは、どんなところにあると思いますか？

◆ M.O. さん：

　私たちが作っている製品そのものは粉末や液状の素材ですが、当社のでん粉は消費者の皆さんが想像されている以上に様々な商品に活用されていますよね！BtoCの食品メーカーであれば、もう少しピンポイントな製品を扱うことになると思いますが、BtoBの素材メーカーだからこそ、より広い範囲で美味しい食品作りや健康作りに活用される製品を扱うことができ、それだけ多くの人々の暮らしに貢献していることを実感できます。

◆ R.I. さん：

　本当に身近なお菓子や飲み物など誰もが手に取る商品の中に入っていますし、世界中の人々の食に欠かせない製品を創ることで広く社会に貢献できていると感じます。他にも食だけでなく工業用でも当社の製品が使われているので、それだけ広い業界のお客様を通じてでん粉の価値を届けられていると思うとやりがいを感じます。

◆ Y.K. さん：

　私は仕事の中で、お客様であるBtoCメーカーのプロの方々とお話する機会が多くあるのですが、こちらからの提案だけでなく、お客様からも世の中のトレンドやニーズ、製造技術について多く学んだりと、相互にコミュニケーションをとることができています。同じ食品ひとつでも、企業ごとに求める食感や課題も違いますし、それを自分の知識として積み重ねて、それぞれのお客様にあったでん粉を提案して効果を実感し喜んでいただけたときはとても嬉しいです！

04. 一緒に働く方々は、どのようなタイプの人が多いですか

◆ R.I. さん：

　食品の素材メーカーだからなのか、食べたり飲んだりすることが好きな人が多いです。皆さんが職場に持ってきてくださるお土産はいつも美味しいんですよ！（笑）

◆ M.O. さん：

　食に対してこだわりを持っている方は多いですよね。海外営業部では皆さんが買ってきた海外のお土産やお菓子を食べながら「これは食感がいい」「このお菓子はもっとこうした方がいい」といった感じで、お互いの感想を楽しく言い合っていることもあります。

◆ Y.K. さん：

　関西ならではかもしれませんが、コミュニケーションをとることが多いですよね！

◆ R.I. さん：

　たしかに社員同士の距離の近さは当社の魅力ですよね。部署をまたいだ横のつながりも強く、様々な部署が連携しチームとして製品を作り、販売していける面白さがあると思います。

　私はプロジェクトにも参加しているので「常に何かを改善していこう」という前向きな気持ちを持った方々と業務をする機会が多いです。なので仕事人のような方も多いですが、仕事が終わればフランクに付き合える方々ばかりです。

◆ Y.K. さん：

　仕事するときは集中しつつ、プライベートも大切にされている方は、そこはかとなく余裕があって、色々な人に頼りにされている気がします。

◆ M.O. さん：

　私の周りも本当に尊敬できる方ばかりです。入社一年目に仕事でミスをしてしまったときも、上司や先輩がミスをしないための仕事の進め方を一緒に考えてくださりました。皆さんそれぞれ異なる得意分野を持っていて、仕事に対する目の付け所も違っているので、そういった姿勢を見習いたいなと思っています！

───最後に、皆さんはどのような人と一緒に働きたいですか？

◆ R.I. さん：

　当社の社長の言葉でもありますが「変化を恐れない人」と一緒に働きたいと考えています。今後は今以上に様々な変化を求められる時代になっていくはずなので、先を見据えながら変わるための努力を続けられる方と一緒に仕事ができれば非常に心強いですね。

◆ M.O. さん：

　私自身も主体性や挑戦心を持った人になりたいので、同じ気持ちを持っている方と一緒に働けると嬉しいです！

◆ Y.K. さん：

　私も周りの方の意見を柔軟に取りいれながら目的のためにしっかり考えて行動できる人、そうありたいと思っている人と働けたらとても心強いです。どんな仕事もいろんな部署や人と関わって進めていくことになるので、そのような方がいるとチーム・組織としてもお互い切磋琢磨しながら成長できるのではないかと思います。

～ MESSAGE ～

　就活中は焦りや不安を感じることもあるかと思いますが、会社選びで何を大切にしたいのか、「軸」をしっかり持つことができればきっと大丈夫です。皆さんがおっしゃる通り、当社は面接のときに受けた印象そのままのあたたかく働きやすい会社ですので、安心して飛び込んできてください。皆さまのことを応援しています。

※こちらの記事は取材当時のものです。

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