2024年入社の新入社員4名が集い、当社を選んだ理由や学生時代の経験が活きていること、また同期の絆や交流など、様々な視点から松谷化学について語り合いました。

1. 松谷化学への入社の決め手は？

● C.I. さん：

　栄養学を学んでいたこともあり「食を通じて世界の人に幸せと健康を届けたい」との思いで、食品や製薬会社を中心に見ていました。その中でも当社はでん粉だけでなく、健康志向が高まる時代のニーズに対して探求していることを知り魅力を感じました。面接に伺ったときも、すれ違う社員の皆さんが明るく挨拶してくれたりと「こんな会社で働きたいな」と思ったことも決め手になりましたね。

● K.S. さん：

　私も「食で人を支えたい」と考え、調味料や醸造メーカーなど食にまつわる企業を中心に就活をしていました。当社の面接を受けた日に大雨が降り、かなり早い時間に着いたのですが、電車が止まらないうちに帰宅できるように面接時間を早めてくれて、学生に対しても細やかな気遣いをしてくれることにとても良い印象を受けたことを覚えています。

● Y.U. さん：

　私は家族の影響もあり就活を始めるころから食品業界に興味がありました。途中まではBtoCメーカーを中心に見ていましたが、原料を扱うBtoBメーカーの方が、より多くの人の生活に関わる製品作りができると感じました。ほかにも地元に貢献できる会社で働きたい思いがあり、当社が地元での知名度や評判も良かったことも後押しになりました。

● A.T. さん：

　学生時代、学生スポーツ選手のトレーナーとして活動していたときに、食事を変えることでパフォーマンスが格段に上がった選手たちを見て「食で人々の健康を支えたい」と思うようになりました。私も当初はBtoCメーカーを見ていましたが、BtoCメーカーでは特定の製品にしか関われないかもしれないと感じ、次第に原料メーカーを見るなかで当社を知りました。でん粉や機能性素材を通じて、世界中の人々を健康にできるかもしれないと思い入社を決めました。

2. 現在の仕事に活きている学生時代の学びはありますか？

───現在の仕事内容を教えてください。

● K.S. さん：

　研究第二部でアプリケーション開発に携わっています。食品にでん粉を加えることで、柔らかさや硬さを付加したり、口溶けをよくしたりするようなでん粉の新たな用途開発を行っています。私は和菓子やスナック菓子を担当しており、試作と試食を繰り返しながら、食感や品質の評価をしています。

● C.I. さん：

　海外のお客様から注文を受けた際の工場への製造依頼や、輸出に必要な通関書類の作成・船のブッキングといった貿易関連業務を行っています。

● Y.U. さん：

私は工場で製造された加工でん粉を出荷する状態にするための包装作業を担当しています。

● A.T. さん：

　営業の方々のサポート業務を行っています。会議資料の作成やデータの取りまとめ、社内に向けての最新の商品採用情報の発信などを担当しています。

───学生時代の経験が今の仕事に活きていると感じる瞬間はありますか？

● K.S. さん：

　大学院での研究で意識していた「計画を練って実験を行い、結果を検証して次の計画・実験につなげていく」といったPDCAサイクルを回していく経験が、現在の業務に活かせていると感じます。他にもハンバーガーチェーン店でのアルバイトでは、周りの動きを観察し、何かあれば自分から動くことを心掛けていたので、今の職場でもチームを意識した働き方が自然とできているような気がします。

● C.I. さん：

　私も塾講師のアルバイト経験が活きていると感じます。担当の生徒を第一希望に合格させたい思いから、自分なりに試行錯誤しながら指導を行っていました。現在は輸出のフローを管理する責任のある仕事を任されているので、アルバイト時代の経験で得られた仕事に対する責任感が今の業務にも繋がっています。

● Y.U. さん：

　私は長期インターンシップに参加した経験が大きいです。チームごとに上手くいっている人の方法を皆で共有したり、上手くいっていない人をフォローしたりとメンバー同士で協力しながら目標を達成するという貴重な経験が得られました。今の職場でも社員同士でカバーし合いながら仕事を進めているので、インターンでの経験はとても役に立っていると思います。

● A.T. さん：

　学生トレーナーの活動を通して身に付いた「報・連・相」の習慣が活かせていると思います。「伝えたいことが正確に伝わらない」という経験も数多くしてきたので、今も上司に小まめに報告をしたり、相手や内容によって伝え方を変えたりと臨機応変なコミュニケーションを心掛けています。

3. 同期との繋がりについて教えてください。

───お互いの絆が深まったきっかけはありましたか？

● K.S. さん：

　新入社員研修の中で東京支店へ営業研修に行きました。3泊4日での研修だったので、1日の終わりに皆で一緒にご飯を食べにいったりと距離がぐっと縮まりましたね。

● Y.U. さん：

　同期皆で会社の保養所に行ってバーベキューもしたよね！仕事のことやプライベートのこともいろいろ話したりして、どんどん仲が深まっていったように思います。

● C.I. さん：

　私は研修期間の中で一緒にプレゼンをしたり、グループディスカッションをする中で、お互いの距離が少しずつ縮まっていった印象が大きいかな。配属後もそれぞれ違う部署で違う仕事をしていますが、お昼に食堂で同期に会ったりすると「最近どう？」「午後からも頑張ろう！」みたいな感じで声を掛け合っています。違う部署で働いていても、やっぱり同期の絆の強さを感じます。

● A.T. さん：

　たしかに、新入社員研修の期間中いい意味で一人になる時間がほとんどなかったよね（笑）。何をしていても同期の誰かが側にいたので不安を感じることもなかったです。今もよく連絡も取り合って一緒に集まっていますし、皆の存在には本当に助けられています。

───文系・理系出身で違いを感じることはありますか？

● A.T. さん：

　目標とする仕事にもよると思いますが、私は「文系だから」ということでデメリットを感じたことはないです。私の場合は文系と言ってもスポーツ系の学部なので、健康という面では、会社の事業と学んできたことの間に親和性を感じることが多く、大学で学んだことも無駄ではなかったと感じます。

● Y.U. さん：

　私も文系出身ですが、入社してから特に困ったことはありません。もし、理系の知識が必要になる仕事があったとしても、相談できる人たちが周りにたくさんいるので大きな不安はありません。

● C.I. さん：

　今の仕事で文理の差を感じることはありません。新卒は文理関係なく、皆で一緒に新入社員研修を受けるので、心配する必要はないと思います。

● K.S. さん：

　文系出身の同期や先輩方と話すなかで、自分と異なる発想や違った視点を得る機会も多いと感じます。そのような意味でも、文理で線引きすることなく互いに協力しながら仕事を進めていくことが自分自身の成長にも繋がると思っています。

4. 就活生へメッセージ

● Y.U. さん：

　当社は、名前だけ見ると一見堅そうな印象ですが、実際はそんなことありません（笑）。自分も文系ですが、文理関係なく活躍できる働きやすい会社です。皆さんも、自分自身が働くイメージを持てるような素敵な会社と出会ってほしいです。

● K.S. さん：

　苦しんだり悩んだりすることも多いと思いますが、改めて自分を見つめ直せる貴重な機会でもあります。上手く息抜きをしながら、自分のやりたいことや働いてみたい会社、一緒に働きたい人たちをぜひイメージしてみてください。

● C.I. さん：

　やりたい仕事が明確に決まっていたとしても、社風や職場の環境についてもしっかり確認した方がいいと思います。会社の社風や文化が自分に合っていれば、壁にぶつかっても、乗り越えるためのモチベーションを維持できるはずです。周りと比較し過ぎずに、自分自身と向き合いながら今この時を大切にしてほしいです。

● A.T. さん：

　私は当社の面接を受ける中で「社員を大切にしてくれそうな会社だな」と感じましたが、実際に入社してからも、その印象は変わっていません。自分のやりたいことや就職の軸も大切ですが、面接や選考を通して感じた自分の直感や肌感覚も大事にしてみてください！

※こちらの記事は取材当時のものです。

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